2021春学期の振り返り

こんにちは。某大学基幹理工学部情報理工学科の2年生です。すべての期末課題が終わったので春学期の科目について1つずつ感想を言っていこうと思います。具体的な授業内容や評価基準についてはシラバスを見ればわかるので詳しくは述べません。評定が出たら(気が向けば)追記するかもしれません。

 

 

時間割

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情報理論A、確率・統計概論、イタリア語、微分方程式、ベクトル解析 以外の科目は情報理工学科の必修科目です。月曜と火曜に沢山必修が詰まっています。

実は金曜の3限に信号処理という科目もとっていたのですが、中間の時期の4次?登録期間にあまりにもレポートをやりたくなさすぎて科目取り消ししてしまいました。

 

月1 回路理論

控えめに申し上げてもks授業でした。いろいろ言いたいことはありますが、長くなってしまのでまとめると、

・指定の教科書がAmazonで☆1

・毎週教科書と同内容の手抜きのPDFが配布されるだけで、先生は授業をしない(各自で教科書を読んどけというスタンス)

・先生が頑固ジジイ

でも下学年の人は安心してください。先生は今年で退官だそうです。羨ましいですね。

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月2  情報理論A

結構好きな授業でした。課題を溜めがちなので中間レポートと期末レポートを締め切り前日に1日で完成させましたが、割と大変だったので早めに取り組んでおけばよかったなと思いました。オンデマンドの授業動画を各自で見るという形が大半でしたが、たまにリアルタイムの週があって普通に寝坊しました。情通の必修で情理は選択科目なので別に取らなくてもよかったのですが、内容が面白くて結構勉強になったのでとっておいて良かったなと思いました。

 

月34 プログラミングA

Javaを勉強する授業です。第4回に行われる小テストの結果と本人の希望によって前半と後半でクラス分けがあります。

前半の第1-4回は情理(1班)と情通(2班)でクラスが分かれており、後半の第5回からは情理情通が混ざった中級(1班)と初級(2班)に分かれます。私は前半後半ともに1班でした。

前半はひたすらAizu Online Judgeで問題を解き、後半はひたすら授業内演習と宿題が大量に(毎回少なくとも5つずつは)出る感じでした。後半の課題は量が多いだけではなく難しくて分からないものがあったので学科の友人にしばしば助けてもらいました。大変ありがたかったです。

あと1班だけだと思いますが、最後の3回の授業ではPythonをやりました。

 

月5 Academic Reading 1

Zoomなどは一切なく各自進める感じでしたが、ジェニングス先生がフォーラムでの交流をリアルタイムでしてほしいらしく、フォーラムだけは毎回授業時間内に終わらせていました。課題はCBDの方に比べれば少なかったし頻繁にある小テストもめちゃくちゃ大変なわけでもなかったので、特に言うことがありません。

 

火2 確率・統計概論

第1回から最終回まで完全に対面で行われました。指定の教科書がとても分かりやすく、コラムも面白かったです。授業は頑張って聞きましたが、2限なので正直かなり眠く、あんまり集中できていなかった日が多かった気がします。

毎回の授業の始めに前回の内容を確認する小テストがあり、中間にはレポート、期末には対面試験がありました。中間レポートの作成でmatplotlibを少し習得できたので良かったです。(?)期末の対面試験は大学に入ってから初めての対面試験なので緊張しました。先生がくれる過去問をしっかり4年分やっておけば大失敗はしないと思います。

 

火34 理工学基礎実験2A

全10回でうち4回はレポートの作成を含む対面実験、残りの6回は実験計画書の提出でした。理工学基礎実験1A,1Bは毎回レポートと実験ノートの提出があったことを考えると軽くなってはいますが、レポートおよび計画書の体裁に関してのルールがかなり多くて気疲れします。

グラフは電子的に作成することが許されるようになったので、可能なら電子的に作成するのが楽だと思います。私は全てのグラフを手書きで作成しましたが、実験項目4「共振回路」のグラフはプロットの数が多すぎ&プロット重なりまくりで気が狂うかと思いました。

体裁に関して指摘を受けて再提出になる人が多いようですが、体裁を守っていない部分が多かったのになぜか1度も再提出にならなくて謎でした。良い評価を狙うなら、以下の点に気を付けたほうがいいっぽいです。

・体裁に気を付ける

・レポートで指定の考察事項以外についても気づいたことは書いておく

・実験計画書は1ページの略式計画書ではなく5ページの通常計画書を提出する

・なるべく装置の図を作って入れる

 

火5 情報数学

対面授業ですが、同内容の2週間で消えるオンデマンド動画があるため教室に来る学生はどんどん減っていき、最終的には6人になりました(うち数人は潜り)。人が少なすぎるせいで教室の冷房が効きまくっていて大変寒かったです。

授業の内容は面白いですが結構難しく、対面授業に出ていない場合には一度オンデマンド動画を見逃すと取り返しがつかなくなりそうなので、対面授業に出席しておくのがいいと思いました。毎回の小テストは全然難しくないですが、3回のレポートはしっかり考える必要がある問題しか出ないのでそれなりに大変でした。

 

火6 論理回路

予習動画+対面での授業内演習という形式でした。指定の教科書がなぜか海外のオンライン教科書でした。前半はほぼ1年生のときに習った内容ですが、後半はしっかり予習しておかないと授業内演習で何もわからなくて班のメンバーに迷惑かけそうでドッキドキでした。実際割と迷惑はかけた気がします。すみません...。

先生方が非常に教育熱心なので、予習動画見て、予習テストやって、演習出て、演習の相互採点して、平常点足りないと感じたらWebAssignとかいう謎の問題解いて、という感じで結構忙しかったです。

あと今日の朝3時に期末レポートを提出したんですが、かなりのゴミレポートな気がするので返ってくるのが怖くて仕方ないです。

水2 イタリア語入門(理解)

GECの外国語科目で、Zoomの授業です。去年とっていた友人達がいい先生だと言っていたので、時間割は専門科目ばかりだし気晴らしに2外でもやるかと思ってとってみました。実際先生は陽気で比較的何でも許してくれて(中間の時期にレポートが終わらないという理由での欠席を許してくれました)とてもいい人でした。

しかし私がイタリア語をなめすぎてて段々授業についていけているか怪しくなっていったのは素直に反省です。期末テストはブレイクアウトルームに分かれて相談OKだったのでなんとか乗り切りました。先生ありがとう!

 

水3 微分方程式

基幹共通科目です。オンデマンド動画配信なのに授業時間中に見ないと出席扱いにならない謎の形式でした。先生はよく冗談を言うし授業は面白かったですが、毎回課題レポートが出て中間・期末ともに試験があるので結構重かったです。

試験の問題は簡単で、中間試験はそれなりに点数がとれましたが、期末試験は他教科の期末レポートがあったりオリンピックバイトに参加していたので準備する時間が十分にとれず平均を割ってしまい反省しています。あと試験のときにいつも動画で見ていた先生の姿を初めて生で見たのでちょっと感動しました。

 

水5 Concept Building and Discussion 1

ダイヤー先生のクラスは基本的にオンデマンドで、一度もZoomをしませんでした。ほぼ毎回の音声によるサマリーの提出が地味に負担だったのと、途中からフォーラムでのグループワークが始まるんですが、あまりにもグループメンバーがフォーラムに投稿してくれないのでそれが結構ストレスでした。

中間試験のディスカッションテストは録音した音声で行うという謎形式で、録音してから投稿するまでの間に話が進んでいたりして全然会話がかみ合わなくて面白かったです。また最終週には音声付きPowerPointの形式でプレゼンを行いますが、フォーラムでの相談だけでは無理なので連絡先を交換して日本語で話し合うのがいいと思います。

 

木2 アルゴリズムとデータ構造A

わあ!アルゴリズムとデータ構造だなんて、面白そうだなあ!というワクワク感とは裏腹に、授業は退屈でした。前半は1年生のときにCプログラミングで習った内容を不必要に丁寧に説明され、後半は普通に難しくて小テストで何回か死亡しました。

宿題の採点に用いるWaseda Online Judgeの不具合が多かったのと、期末レポートでクソ長い英語の論文を読まされたのが印象的でした。

 

木3 ベクトル解析

フルオンデマンドで、授業動画のmp4ファイルと板書PDFをダウンロードする形式でした。先生はやさしそうな顔と物腰でしたが、演習課題に毎回エグめの計算を出してくるので、計算が合っているか不安すぎて毎回友人と答えの確認会をしていました。期末は対面試験が中止になり期限が短いレポートになりましたが、それはそこまで難しくなかったです。

 

まとめ

正直、予想していたより大変な学期でした。バイトを平日に週3で1時間ずつ、不定期で土日のどちらかに丸1日イベントバイトをしていましたが、別にお金に困っていたわけでもなかったのでもっと減らせばよかったなと思っています。秋学期は少し時間割が楽になるはずなのでもっとゆとりのある生活をしたいです。